年末12月14日(金)7・57~
東海テレビ開局60周年記念で制作されるフジテレビ系スペシャルドラマ「大誘拐2018」に俳優・岡田将生(29)がに主演することが12日、分かった。
「大誘拐2018」の原作小説は1991年に映画化されて話題になった作品である。
物語は、頭脳明晰な大富豪に翻弄される誘拐犯と敏腕刑事が繰り広げるドタバタ劇、岡田は主演作での誘拐犯役は初挑戦
画像:nwes.livedoorより
岡田は
ー「小気味よいテンポで飽きさせません」と宣言。
今作の撮影は今週末から始まる予定だ。
岡田は番宣で出演するバラエティー番組でも評判がよく、子供からお年寄りまで幅広い人気があり、演技力でもシリアスからコメディーまで様々な役をこなす。
そんな岡田も今作の役どころに付いて「読めない展開」と悩んでしまう予測不能の“誘拐事件”が今年の師走を盛り上げる。
ドラマは1979年に第32回日本推理作家協会賞を受賞した作家、天藤真さんの小説「大誘拐」が原作となっており、一攫千金を狙う若者3人組が慈善事業に熱心な大富豪の老女を誘拐し、身代金として現金100億円を要求する。
大胆な作戦で捜査当局を翻弄。警察の威信をかけて敏腕刑事も捜査するが、その裏では、聡明な頭脳と人望で犯人を手玉に取る老女のある思惑があった-という物語になっている。
先の読めないスリリングな展開が注目を集め、91年には女優の北林谷栄さん(享年98)、俳優の緒形拳さん(享年71)らで、映画「大誘拐 RAINBOW KIDS」(岡本喜八監督)が公開。北林さんは日本アカデミー賞最優秀主演女優賞を受賞するなど話題になった。
フジ系「大誘拐2018」では、物語の舞台を和歌山県から東海地方に移し、岡田が犯人グループのリーダー、戸並役で主演。
他にも大富豪の老女・柳川役で富司純子(72)、敏腕刑事の井狩役で渡部篤郎(50)と豪華キャスト陣が集結。
現在、岡田はNHK「昭和元禄落語心中」(金曜後10・0)に主演中。来年度上半期のNHK連続テレビ小説「なつぞら」の撮影にも参加するなど多忙だが、「クスッと笑える(犯人の)3人と、(老女を含め)それぞれ特徴のあるキャラクターの誰が誘拐しているのか、分からなくなるような展開」と撮影を心待ちにしている様子だ。
台本を読み込みながら役作りに励んでおり、独特のストーリーにすっかり夢中のようだ。岡田は
ー「家族で楽しく観ることができるドラマにしたいです」と熱演を誓っている。
記事:産経デジタルより