韓国の芸能界に激震!! 韓国の大人気グループである「BIGBANG」のボーカルV.I(スンリ)が、“性接待”の疑惑により芸能界引退を自身のInstagramにて表明しました。3月14日、V.Iは自身の疑惑を晴らすために自ら警察に出頭。
そして、V.Iが所属している事務所は既に契約を解除したと発表した。BIGBANGは日本をはじめ、アメリカやヨーロッパでも大人気を誇る男性5人組グループで、日本では海外アーティストとしては初めての4大ドームコンサートツアーを成功させるなど、韓流人気の一角を担ってきました。
画像:History of K-Pop: BIGBANGより
しかし、約2年前に他の4人のメンバーが次々と兵役につき、現在はV.IだけがBIGBANGを守る形で個人活動をしていました。
V.Iはラーメン屋やクラブ店を経営するなど実業家としての一面を持っており、その中で自身も運営に関与しているクラブでの売春のあっせん容疑をかけられている。
事の発端は先月、韓国メディアが、V.Iの経営するクラブで過去に売春のあっせんや、関係者や客が薬物をしていたという疑惑を報道。警察は既にV.Iの携帯電話を押収していて、メッセージをやりとりするアプリ上で、外国人投資家を接待する際に女性を紹介する内容が書かれていたという事実をつかんでいるとされている。
14日に警察へ出頭したV.Iは、集まったメディアの前で「真実を述べて誠実に取り調べにのぞむ」と話し、疑惑については否定。
画像:ソウル地方検察庁に出頭したBIGBANGのV.I
日本でも絶大な人気のある韓流グループのスキャンダルだけに日本のファンもショックは計り知れず、もう今後5人での活動を見ることができないのではないかと一堂に落胆している。その一方で、「5人の中ではV.Iの人気はそこまで高くない」「いつか問題をやらかしそうに思えた」などと冷静な声も一部ファンからも上がっている。
V.Iを取材したことのある芸能記者は、明るい印象を受けた反面、話から危うさも感じたという。
「V.Iさんは日本語も上手く、実業家なだけあって賢さも感じたのですが、話を大きく見せる山師的な感じがしました」
韓国のスポーツ紙「スポーツソウル」の日本支社長・慎武宏氏は、一連のスキャンダルをこう見る。
「もはやV.Iさんだけの問題ではなくなってきている。2019年韓国芸能界の一大スキャンダルになりそうです。元々は去年秋に彼の経営する別のクラブで暴行する事件がありました。それ以降もクラブ内で薬物使用が蔓延しているという疑惑や、今回の性接待疑惑と次々と火の手が上がっていました。さらに、警察からの取り調べから逃げるためなのか、『兵役につきます』と宣言して、火に油を注ぐ結果となりました」
兵役に行っている4人のメンバーは今回のV.Iにかけられている容疑、そして自分たちが不在の間に起きたこの一連の騒動をどのようにとらえ、彼らが表舞台に戻ってきたときどうするのか、まだまだこの騒動は解決まで時間がかかりそうだ。